レンチキュラーレンズとは(原理・効果)

 レンチキュラーレンズとは

 
レンチキュラーレンズとは、微細な線状の凸レンズが無数に並んだ透明なシートのことを指します。
 
 
これを特殊印刷画像に貼り合せる(もしくはレンズの裏面に直接印刷する)ことで、立体的に見える画像等を作成することができます。
 
 
レンチキュラーレンズには様々な種類があり、用途によってレンズの目の粗さ(lpi)やシートの厚さが使い分けられます。
 
 

 レンチキュラーレンズの原理・効果について

 
レンチキュラーレンズによる効果は、大きく分けてチェンジング(見る角度で絵が変わる画像)と立体効果に分けられます。
 
 
チェンジング効果は、特殊印刷画像をレンチキュラーレンズを通して見ることで、光の屈折により角度によって異なる画像が見えるものです。
 
 
立体効果は、人間の視差(左右の目での対象物の見え方の違い)を利用したもので、見る角度を変える必要なく効果を得られます。
 
 
いずれの効果も、特殊印刷画像(2つ以上の画像を短冊状に切り交互につなぎ合わせた画像)を使用する必要がありますが、フリーソフトの充実やプリンタ技術の発展により、家庭用プリンタにおいても作成することが可能です。
 
 
 
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